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株式会社日立インダストリアルプロダクツは、ブラジル連邦共和国(以下、ブラジル)において、中南米最大の総合石油化学会社Braskem S.A.(以下、Braskem社)が、2010年に操業開始したブラジル・トリウンフォ地区にあるグリーンエチレンプラントの能力を約30%増強する計画において、追設される遠心圧縮機1台、ならびに既設の当社製圧縮機の能力増強改造を受注しました。

背景

Braskem社は、2010年より植物由来(サトウキビ)のエタノールからバイオプラスチックを年間200,000トン製造しており、本素材が廃プラスチック(以下、廃プラ)問題の対策と脱炭素の切り札となることから需要が大幅に増加し、「I’M GREEN」(Braskem社の登録商標)のもと、脱炭素推進と廃プラ対策を進めることで、持続可能な社会の形成にさらに寄与するべく、このたび年間60,000トンの増産投資を決定しました。

取り組み

既設の当社製圧縮機のメンテナンスを通じて築かれた信頼関係に基づき、本増産計画においても、Braskem社の要望に真摯に対応し、最適な改造案と高性能な遠心圧縮機を提案してまいりました。

成果

プラントの心臓部としての役割を担う遠心圧縮機を供給することで、お客さまの経営目標の実現に貢献するとともに、今後のさらなる事業拡大への支援に尽力してまいります。

当社は今後もみなさまの期待に応える製品・サービスの提供を通じて、持続可能な社会の実現とともに、お客さまの社会価値、環境価値、経済価値の3つの価値向上に貢献してまいります。

関連情報

2021年2月23日付 Braskem社 ニュースリリース
「バイオポリマーの増産に向けて6,100万ドルを投資」(ポルトガル語)

以上