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日立インダストリアルプロダクツ新卒採用

さらなる可能性を追い求め モノづくりの 新たなステージへ。 さらなる可能性を追い求め モノづくりの 新たなステージへ。

伊藤 俊介
Shunsuke Ito

電機システム事業部 パワーエレクトロニクス本部
パワーエレクトロニクス設計部 / 2016年入社

電気電子工学専攻 修了

入社の決め手

大学では電池の研究をしていました。当時はリチウムイオン電池や車載用電池などが注目を浴びている時期で、研究題材としておもしろそうだと感じたからです。就職では電池を利用した幅広いビジネスに携わりたいという思いがあり、さまざまな領域に製品を提供している日立に興味を持ちました。入社を決めたのは、インターンシップを通じて「人の優しさ」に触れたから。入社6年が経過した今もそのことを実感しています。

いまの仕事について

これからの社会を支える モノづくりを担う。 これからの社会を支える モノづくりを担う。

私は、水道設備のポンプや鉄鋼、ゴム、セメント会社などの工場で使われている大規模な産業用モータを制御するインバータの「設計開発」をしています。設計開発のミッションは、顧客の要望に合わせて一品一様のインバータを設計すること。当社の標準的なインバータのラインアップをベースに、カスタマイズや新機能の開発などを行います。図面の作成から納入後の保守対応、トラブル時の対応まで、顧客と長くお付き合いをしながら、全体の取りまとめを行っています。
インバータは日常的に目にする機会が少ないものですが、社会活動において非常に重要な役割を担っています。最近では、脱炭素化に取り組む顧客からの要望も多く、より効率的にモータを制御するインバータを設計することで、顧客が行う事業の省エネ化にも貢献しています。
さらに、プロダクトをさまざまなネットワークにつなげる「IT(情報技術)×OT(Operational Technology:制御・運用技術)」によるソリューション提供を実現できれば、メンテナンスのリモート化など、これまでにない価値を生み出せる可能性もあります。将来的にはインバータやモータの運転時に得られるビッグデータを生かして、顧客に新たな価値を提供できるようなビジネスモデルを構築したい。そんな目標の実現をめざして、「SmartComponent*」という取り組みも推進しています。

*「SmartComponent」は株式会社日立インダストリアルプロダクツの日本における登録商標です。

社員のイメージ画像 社員のイメージ画像

この仕事の魅力

“一人称”で行動することで、 チームの良さを実感できる。 “一人称”で行動することで、 チームの良さを実感できる。

私は普段から、何ごとにも自分ごととして主体的に取り組む、つまり「一人称で行動すること」を大切にしています。一人称で行動していると、若手の自分は技術的にも立場的にもさまざまな壁にぶつかりますが、そのつどチームに相談し、協力してもらいながら乗り越えています。通常、製造事業を行う会社は、「プロダクトの設計」「システムの構築」「基板の開発」など役割ごとに部署が分かれており、互いに発注し合いながらプロジェクトを進めていますが、当社のパワーエレクトロニクス本部にはすべてのチームが一つに集結しています。このたぐいまれなチームに属することで、新しい提案や発見を積み重ねられることがこの仕事の醍醐味です。
現在の仕事観につながっている出来事に、インドのパワーエレクトロニクス専門のグループ会社への出張経験があります。大規模太陽光発電設備を共同開発するために、入社1年目から4年間、何度も現地を訪れたのですが、文化の違いによる開発トラブルや滞在していたアパートの停電など、公私ともに大変な環境に身を置くことになりました。開発について言い争いになるような瞬間もありましたが、現地の社員と木陰で一日中チェスをしたり、生活のサポートをしてもらったりするなどのやりとりを通じ、無事に解決できました。いざ終わるとチーム全体がハッピーな雰囲気になっていて。「失敗がたくさんあったとしても、諦めなければ最後は成功になる」と実感しました。
この経験から、中国やインドのように成長率の高い国でチャレンジをしたいという気持ちが芽生えました。今は国内での仕事に注力していますが、これから少しずつ海外に挑戦できるだけの技術力や知識を蓄えようと思っています。

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仕事を通じて成長したこと

「好き」を原動力に、 結果が出るまで挑戦を続ける。 「好き」を原動力に、 結果が出るまで挑戦を続ける。

日立グループには、どんなにニッチな分野でも研究している人がいる奥深さがあり、相談すると快く協力してくれる風土が醸成されています。私も入社1年目に太陽光パネルの動作特性について研究所の方に詳しく教えてもらった経験があります。そうした人の優しさと高い技術力に触れながら仕事をする中で、私も知識を蓄えられたり、解決力が身についたりなど技術的に成長をしていると実感できます。
私の座右の銘の一つに「好きこそものの上手なれ」があります。仕事で結果を出すにはとことんやることが大事ですが、嫌なことを続けるのは難しい。私は「どうしたら好きになるか」をつねに意識しながら仕事と向き合っています。
日々の仕事や海外出張の経験などから「この世界にはさまざまな企業があり、さまざまな立場の人がいる」と世界の成り立ちを学ぶ機会も得られました。多様性に触れることで、自分の視野や知見も広がっていると感じます。
このように目の前の仕事に真剣に向き合っていますが、自分たちの領域だけに縛られず、最新の技術動向や他者動向をチェックすることも大切です。とくにAIやDX(デジタルトランスフォーメーション)に関してはわれわれよりも学生や新入社員の方が詳しいこともあると思います。先輩社員の私も負けてはいられないので、社内の勉強会なども活用しながら、スキルアップや業務改善に役立てています。

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日立インダストリアルプロダクツの魅力

モノづくりを一貫して行えるから、 提供できる価値がある。 モノづくりを 一貫して行えるから、 提供できる価値がある。

日立インダストリアルプロダクツは、インバータやポンプ、モータなどの製品をすべて当社の各工場でつくっています。縦割りではない横断的なモノづくりができる点が魅力であり、当社で働くおもしろさでもあります。
仕事をするうえで日々感じているのは、当社の風通しの良さです。打ち合わせで社長や役員と話をする機会も多々あり、プロジェクトについて直接アドバイスをいただくこともしばしばです。規模の大きい日立グループに属しながら、意思の伝達が速く次のアクションをスピーディーに進められ、製品にも反映できる。これが当社の魅力であり、働きやすい点でもあります。
「電気と機械が揃った会社」の一員として、ゆくゆくは社会課題に対し、電気・機械を一体にしたソリューションの提供やOTを理解したデータ分析のスペシャリストとして活躍したいです。とくに社会課題に対するソリューションの提供に関しては、多数の実績があり、高い技術力のあるチームを持つ当社だからこそできる提案があると確信しています。このキャリアプランの実現に向けて、日夜幅広い勉強を続けています。

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